Bluetooth ガチアンチ向けの無線キーボードを探しまくっていたら良さそうなのが見つかったので買ってみました。

IQUNIX A80

https://iqunix.store/products/iqunix-a80-wireless-mechanical-keyboard-with-triple-mode-connection

深センの IQUNIX から出ている無線キーボードです。
無線キーボードの多くは Bluetooth 接続しか対応していないため、UEFI BIOS 等では使えず、有線での接続を強いられます。
(あと Linux だと BT がうまいこと動作しないことがあって渋い)
IQUNIX A80 は、2.4GHz のレシーバを介して接続するため、通常の有線キーボードと同じように使用できます。 (BT および有線にも対応しています)
無線キーボードは、他にも Logicool Unifying などがありますがフルサイズしか用意されていないため、机が狭い民族は手に取るのを躊躇います。 (Lightspeed を使用する G915 TKL はテンキーレスですが、US 配列は日本では入手しづらいです。あと高い)
IQUNIX A80 は、4000mAh のバッテリを搭載しており、2.4GHz 接続では 300 時間ほど動作するようです。 (BT だと 1000 時間くらい持つらしい)
80% Layout なので机が狭い民族でも快適に使用できます。
あとデザインが独特ですね。

Options

下記構成で購入しました。
価格は通常 ¥22,953 ですが、セール中なのか ¥19,658 で購入できます。

  • IQUNIX A80 Explorer Wireless Mechanical Keyboard
  • Non-backlit
  • Cherry Pink (静音赤軸)

写真

机の上からケーブル消滅した。

使用感

静音赤軸を使用しているので、静電容量無接点方式のような打鍵感が得られます。

Pros

  • 2.4GHz による無線接続
  • 80% Layout
  • 電池残量確認可 (Fn + B)
  • 4000mAh のバッテリによる長時間の使用が可能

Cons

  • ちょい重め
  • レシーバをキーボード本体に格納できるとよかったかもしれない
    • 重くて持ち運びには向かないので基本挿しっぱなしにはなるが…
  • Function キーの傾きは、慣れないと少し押しづらい
  • ペアリングがおっそい
  • 動作が安定しない (おそらく電波干渉)
    • Ctrl 長押しが途中でキャンセルされることがある
    • USB3.0 でしか認識されないことがある
    • ペアリングが突然外れることがある
    • キーが送信されないことがある

動作が安定しないのは結構渋いですね。電波環境に問題がある可能性はありそう。
レシーバ挿す場所を背面ではなく前面の USB ポートに挿すといい感じに動作します。
2.4GHz だし干渉しやすいのでしょう。
でも BT も Logicool Unifying も 2.4GHz だしなぁ (背面に Unifying レシーバを挿しているが動作はすこぶる安定している)
ペアリング解除については頻発するほどではないので、一応使えてはいます。

その他

Linux で使用していますが、レシーバはちゃんと認識されているため使用可能です。

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[13:56:11 jadiunr@manjaro blog.jadiunr.net \(^o^)/] (master %=)
$ lsusb | grep IQUNIX
Bus 005 Device 003: ID 320f:5048 2.4G IQUNIX AVER80 2.4G

おわりに

動作については、何かしらのワークアラウンドがあれば取り入れたい次第ですが、現時点では特段困っていないのでいい買い物したなと思っています。
Non-Bluetooth な無線キーボードはなかなか見つからないので、もし良さそうなのがあれば教えてもらえると助かります。